"よく「電子書籍は金がかからない」とか「何部発行してもコストは同じ」と言われますが、これは大いなる誤解で、安くなるのは印刷代の実費だけです。電子書籍にもアップル・アマゾン・グーグルやボイジャーなど流通を担う会社があり、そこを通せば40%前後の流通経費が取られるし、印税だって売れた部数に応じて著者に払わなければなりません。そのうえで編集者と営業マン二人が食っていくための利益を紙と同じように確保しようと思ったら、定価は1575円にしないとやっていけないんです。電子書籍としては、これはちょっと高すぎる。つまり経営者は、電子書籍に移行すればするほど、編集や営業のコストをさらに削らざるを得ないわけです。"
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